男が愛する時

2013年(MBC)20話
演出:キム・サンホ
脚本:キム・イニョン

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主な登場人物・キャスト

ソン・スンホン ハン・テサン 元ヤクザで実業家
シン・セギョン ソ・ミド 古本屋の娘で、テサンが愛するようになる
ヨン・ウジン イ・ジェヒ テサンが支援して米国名門大に
チェ・ジョンアン ペク・ソンジュ テサンの元ボスの愛人
キム・ソンオ イ・チャンヒ ジェヒの兄で、テサンを信頼する

全体のあらすじ

ハン・テサン(ソン・スンホン)は、男と駆け落ちして家を出た母親のため心に傷を負い、ヤクザに拾われ荒れた生活をしていた。そんなテサンが借金取りに 行った古本屋で、そこの家の娘ソ・ミド(シン・セギョン)と出会う。

ミドは、大学入試に失敗し貧しい浪人生活を送っていた。テサンは、ヤクザ相手にはむ かってくるミドに、昔の自分に似たものを感じ惹かれていく。

そして数年後、事業に成功し実業家と成長したテサンは、ミドと再会し、長年の間心に秘めていた 思いをミドに告白する。ミドは、彼が長い間愛のために経済的に援助してくれていたことを知り、結婚を考えるようになる。

テサンの会社に入社したミドは、出張先のグアムで同年代の青年イ・ジェヒ(ヨン・ウジン)と出会い、明るく爽やかなジェヒに惹かれる。グアムから帰ってしばらくし、ジェヒが会社の本部長として入社してくる。ぐいぐいとミドにアプローチしてくるジェヒにミドの心は揺れ……

感想

このドラマ、春に旅行先のソウルで見て、そこが中盤のちょうど、ソン・スンホンと付き合っているシン・セギョンがヨン・ウジンとマンションの部屋であわわわわなところだったので、これは面白そうだ!と見るのを楽しみにしていました。

中盤まではこの三人の三角関係が軸になっていますが、後盤は、ソン・スンホンとヨン・ウジンの生い立ちが絡んできます。
ソン・スンホンは今までにない役どころで良かったと思います。

シン・セギョンについては、前作「ファッション王」とストーリーやドラマの雰囲気が似ているところがあり、「ファッション王」の役どころ、二人の男性を行ったり来たり、一体どっちが好きなの?ってところも似ている上に、キャラも外観もほとんど同じ、まるでそのままあっちのドラマからこっちのドラマに来た同一人物みたいな… せめて役づくりを変えられなかったものか?と思ってしまいます。

ヨン・ウジンは、今回はソン・スンホンの恋敵役と出世した役どころで、演技力を見せてくれました。

チェ・ジョンアン演じるテサンに想いを寄せ続ける女性が、私には「訳わからん女」でした。「何なのこの女!」といつも一人で言ってました(笑)

ストーリーがドロドロと進んでいって最後はどんな結末を迎えるのだろうと思っていたら、後盤にはあっちの関係もこっちの関係も解決して、現実世界なら「良かった良かった」というところですが、ドラマではなんかちょっと物足りなさを感じました。そういう意味では私は「ファッション王」のような結末のほうが好きかもです。

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