眩しくて(まぶしくて)

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2019年(JTBC)12話
演出:キム・ソギュン
脚本:イ・ナムギュ
原題:눈이 부시게(ヌニ プシゲ=眩しくて)

主な登場人物・キャスト

ハン・ジミン キム・ヘジャ 25歳、アナウンサー志望
キム・ヘジャ キム・ヘジャ 70歳のヘジャ
ナム・ジュヒョク イ・ジュナ 記者志望
ソン・ホジュン キム・ヨンス 無職、動画配信
アン・ネサン ヘジャの父 タクシー運転手
イ・ジョンウン ヘジャの母 美容院の店主
キム・ガウン イ・ヒョンジュ ヘジャの友人、中華料理店の娘
ソン・サンウン ユン・サンウン ヘジャの友人、アイドル志望
チョン・ヨンスク シャネルおばあさん 孤独な未亡人

中盤までのあらすじ

ヘジャ(ハン・ジミン)は25歳のアナウンサー志望の女性。幼い頃、時間を巻き戻すことができる不思議な腕時計を拾い、時々使っていたが、時間を戻すとその分時間を多く使ったため人より年を取ってしまうことに気づいた時から、腕時計を使わないようにしていた。

ヘジャは記者志望の青年ジュナ(ナム・ジュヒョク)と出会う。ジュナは、アル中で暴力的な父に苦しめられ、心に傷を抱えて、祖母と二人で暮らしていた。ジュナは明るいヘジャを心の拠り所にし、ヘジャもジュナに惹かれていく。

そんなある日、ヘジャの父(アン・ネサン)が交通事故に遭い亡くなってしまう。ヘジャは何とか父を救いたい一心で、腕時計で事故の前に時間を戻して事故を未然に防ごうとする。何十回も時間を戻してやっと父親を救うことに成功したヘジャだったが、時間をたくさん使ったため、翌日目覚めると70歳のおばあさん(キム・ヘジャ)になっていた。

気持ちは25歳のまま急におばあさんの姿になってしまったヘジャは、ショックで一時は自殺を考えるほどに落ち込む。ヘジュは、ジュナとよく会っていた近所の食堂に行き、暗い顔つきをしたジュナに会うが、ジュナの目には当然おばあさんとしか映らず、自分がヘジュだとは言い出せない。

ある日、高齢者デイサービス施設「ホンボ館」に行ったヘジャは、そこのステージで高齢者たちを相手に歌を歌うジュナを見て驚く。記者になったとばかり思っていたジュナが、夢を失い、生活のために怪しげな高齢者施設の職員になっていたのだった…。

予告編

眩しくて(原題)

感想

時間を戻せる不思議な腕時計… 昨今の韓国ドラマによくあるファンタジー系ドラマと思いましたよね。そして20代のヘジャが70代になってしまって、ヘジャとジュナの恋の行く末は?ヘジャは最後にはまた20代に戻ることができてハッピーエンドとなる展開じゃない?と思いましたよね。

ところがところが!全く違う展開だったのです!11話から大どんでん返しの展開となります。(ネタバレしないほうがドラマを楽しめると思うので、詳しくは書かないでおきますが)

11話に入って、ん???…どういう事?としばらく理解ができずにいました。最後まで見終わってみると、10話までのストーリーは、最後の2話をメインストーリーとする、壮大なプロローグという構成となっています。

コミカルなファンタジーロマンスを含んだヒューマン系ドラマです。笑えて、泣けて、心揺さぶられ、考えさせられるドラマです。

ナム・ジュヒョクについて言えば、とてもチャーミングな俳優さんだけど演技はどうなのかな~?とこれまで思ってましたが、このドラマでは、深い演技を見せてくれていました。

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